2022年10月の舳倉島 探鳥(2022.10.15) 

10月に入り9日連続で欠航だったそうですが、ようやく運航するようになって初めての週末でした。前日から宿泊組のバードウォッチャーと当日上陸組と合わせて20名ほどだったかと思います。

観察種は全部で38種類でした。記事の最後にリストを載せています。

舳倉島 2022.10.15

個人的に嬉しかった出会い

2020年に初めて行ってから3シーズン目の秋の舳倉島ですが、まだまだ新たな出会いがありました。

  • ハイイロチュウヒ
ハイイロチュウヒ

島の西端、奥津比咩神社の周辺を飛び回っていました。普通のチュウヒだと思って撮影したのですが、後で確認するとハイイロチュウヒでした。もう一度探しに行きましたが再会はできず。

  • カラフトムシクイ
カラフトムシクイ

野鳥観察舎に立ち寄ったら、ちょうど現れたところでした。既にスタンバっていた方たちに遠慮して端っこに位置取ったこともあり、きれいには撮れなかったですが仕方ない。警戒心が強めで、何度か水場まで出てきては茂みに戻るを繰り返していました。舳倉島で出会うバーダーの方たちと話していると、みなさんムシクイに詳しいなぁと感じます。私も少しずつ勉強します。

  • アカハラダカ
アカハラダカ

野鳥観察舎でカラフトムシクイを待っている間、近くを通ったヒヨドリを追いかける影が。大きさが同じくらいだったので別のヒヨドリかなと思ったんですが、枝の隙間の隙間から覗くとタカ!大きさからツミかなとも思ったのですが、アイリングがないことからアカハラダカと識別しました。腹側からも見たかった!
(もし識別が違っていたらご指摘いただければうれしいです。)

舳倉島の常連たち

ほかにも舳倉島ならではの渡りの常連たちもいました。舳倉島に通い始める前は出会えると考えていなかった鳥に毎年のように出会えるのが離島探鳥の魅力ですね。

港前の広場でベンチに座って、コホオアカやシベリアジュリンが餌をついばむ様子を眺めながら昼食のおにぎりを食べるなんてめちゃくちゃ贅沢!

コホオアカ。今回は6羽ほど見ることができました。
シベリアジュリン
ムネアカタヒバリ

冬鳥の到着はこれから?

個人的な新たな出会い、舳倉島らしい鳥種もいましたが、全体的には鳥の個体数は少なめだったかもしれません。冬鳥はまだ少なく、冬鳥の到着・通過のピークはもう少し先なのかなという印象です。ツグミ、シロハラが何羽かとミヤマホオジロ、ジョウビタキ、今まさしく到着したアトリの群れに出会いました。

アトリの群れが到着!
ミヤマホオジロ

その他の鳥

ヒバリ

海岸に2羽でいたヒバリ。普段見るヒバリより赤みが強いように感じたけど、気のせい?舳倉島にいるとすべてがなにか珍しいものに見えてきてしまいます。

ヒレンジャク:すごくボロボロで1羽だけでいました。群れからはぐれてしまったのでしょうか。十分に休憩して、仲間に合流できるといいなぁ。

メジロ:いつかチョウセンメジロに遭遇することを願ってメジロの群れも頑張ってチェックしていますが、出会える時が来るでしょうか。

観察種:38種

  1. オシドリ
  2. カラスバト
  3. オオミズナギドリ
  4. ウミウ
  5. ヒメウ
  6. アオサギ
  7. クロサギ
  8. ウミネコ
  9. セグロカモメ
  10. トビ
  11. ハイイロチュウヒ
  12. アカハラダカ
  13. ハイタカ
  14. ハヤブサ
  15. ハシボソガラス
  16. ハシブトガラス
  17. ヒバリ
  18. ヒヨドリ
  19. ウグイス
  20. カラフトムシクイ
  21. オオムシクイ
  22. メジロ
  23. ヒレンジャク
  24. シロハラ
  25. ツグミ
  26. ジョウビタキ
  27. ノビタキ
  28. イソヒヨドリ
  29. ハクセキレイ
  30. ムネアカタヒバリ
  31. アトリ
  32. カワラヒワ
  33. ミヤマホオジロ
  34. コホオアカ
  35. カシラダカ
  36. アオジ
  37. オオジュリン
  38. シベリアジュリン

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